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赤色の留め袖に「つまみ簪」

「つまみ細工」というものを、ご存じでしょうか?
江戸時代から伝わる伝統技法で、かんざしなどを用いる布製の装飾品を細かい作業によって作る職人技です。
用いられる素材は「羽二重」と呼ばれる織物の一種で平織りの織物なのですが、縦糸に細い二本の糸を用いるため柔らかくて光沢があります。
この羽二重を正方形に小さく切り、つまんで折りたたみます。
それを組み合わせて藤などの花や、時には鶴のようなデザインに仕上げます。
このつまみ細工を用いたかんざしが「つまみ簪」ですが、大変日本的な美しさがありますので、若い方はぜひとも和装のレパートリーに取り入れたいものです。
この「つまみ簪」を留め袖に合わせるのはいかがでしょうか。
たとえば赤い留め袖です。
礼服として考えた際に、赤い留め袖を着るのはかなり場所柄をわきまえる必要がありますが、比較的年齢高めの未婚女性が、兄弟姉妹の結婚式などに上品に装って行くのはありです。
では、この赤い留め袖に「つまみ簪」という組み合わせはいかがでしょう。
結論から言えば、あまりオススメできません。
つまみ簪はどちらかと言えば幼いイメージがあり、振り袖などに合わせることが多いでしょう。
格式の高い留め袖につまみ簪の組み合わせは、比較的若い女性が装うにしても相当な冒険と言えます。